仕事とプライベートを両立させる住まい【暮らしの広場2022年7月号】
コロナ禍で広まった在宅ワーク。
満員電車に揺られるストレスからは軽減されたものの、
仕事とプライベートのメリハリがうまくつけられなかったり、一日中家にいるので運動不足が気になったり…なんていう方も多いのではないでしょうか。
今後ますます多様化が予想される働き方。そのような中でもストレスや疲れを溜めずに、在宅ワークと上手に付き合っていけたらいいと思いませんか?
「マルチハビテーション」って?
皆さんは「マルチハビテーション」という言葉を聞いたことがありますか?
あまり耳慣れない言葉だと思いますが、「複数の」「多様な」という意味の単語「マルチ(Multi)」と、 「住居」「住まい」という意味を持つ「ハビテーション(Habitation)」を組み合わせた造語です。
複数の居住空間を行き来しながら生活するライフスタイルを意味します。
リモートワークでオンとオフの切り替えが難しい今、場所を変えることで気持ちの切り替えやメリハリのある時間が作れるメリットがあるといわれ注目を集めています。
自宅をマルチ化
あこがれはあっても複数の住居を持つのはハードルが高いですよね。自宅とは別に維持費が掛かりますし、掃除などの家事やメンテナンスも必要です。
そこでご提案です。セカンドハウスを手に入れるのではなく、住まいのアイデアリフォームでメリハリのある暮らしを実現しませんか?
例えば、光や風など自然を感じながらくつろげる「アウトドアリビング」もリフレッシュタイムを楽しむには効果的です。
また、全面ガラスのしきり窓でお部屋を仕切れば、部屋と部屋のつながりを保ちながらワークスペースや自分だけの趣味の空間を手軽につくることができます。
カウンターキッチンを好みにカスタマイズしてカフェ風にするのもいいですね。セカンドハウス気分を味わう方法はいろいろ考えられそうです。
実家を第二の拠点化
新たな拠点を検討する場合も、実家を候補に加えてみるのはいかがでしょう。
独立前に自分が使っていた部屋をワークスペースにすれば、短い休暇中に慌ただしく帰省しなくても、気負いなく行き来できます。
メリハリのある暮らしが実現でき、ご両親の様子も見られて一石二鳥になりますね。
ワークスペースは広い空間が無くても作れます。
カウンター材を利用すればちょっとしたスペースがワークスペースに大変身。
いかがでしたか?今月の暮らしの広場はトレンドキーワードの「マルチハビテーション」をテーマに、
お住まいのリフォームでメリハリのある暮らしを実現するアイディアをご紹介しました。
興味をお持ちの方は、当ショップまでお気軽にお声掛けください。