地球沸騰化の今、心掛けたいエコな暮らし 「暮らしの広場」2023年12月号
時代は「地球温暖化」から「地球沸騰化」へと変化しました。
皆さんは環境のために心掛けていることはありますか?
地球沸騰化はCO2などの温室効果ガスによって引き起こされ、
日本のCO2排出量の約6割がライフスタイルに起因しています。
「移動」によるCO2排出量は生活全体の4分の1も占めると言われており、
環境省は、車の代わりに徒歩や自転車、公共交通機関を利用してCO2排出量を削減しようという「スマートムーブ」を提唱しています。
そして、ライフスタイルにおいてCO2排出量が最も多いのが照明家具などの住居関連です。
日本の住宅設備の省エネ技術は年々進化しており、最新設備に取り替えることで省エネ性の向上だけでなく節約にもつながります。
皆さん、省エネな暮らしをしてみませんか?
「スマートムーブ」って
「スマートムーブ」とは、通勤・通学、買い物や旅行などの移動において、交通手段を賢く選択することでCO2削減に貢献しようという取り組みです。
徒歩や自転車で移動することによって、運動不足の解消につながり、さらに、車のように渋滞に巻き込まれることなくスムーズに移動することができます。
また、公共交通機関は正確な時間で運行するので到着時間が計算しやすく、マイカー移動では気付けない景色も楽しむことができます。
手軽にできるエコ活動は
省エネな暮らしって実際何をすればいいんだろう。
すぐに実践できるエコ活動をご紹介します。
気温が急激に低下し寒い日が多くなり、暖房が活躍する季節がやってきましたね。
皆さん、暖房をつけっぱなしにして過ごしていませんか?
暖房の設定温度を20℃にし、1日1時間減らすだけで、CO2を約20㎏も削減できちゃうんです。
また、シャワーは流しっぱなしにせずこまめに止めることを意識しましょう。
45℃のお湯を流す時間を1分短縮するだけで年間28㎏もCO2を削減できます。
さらに、お風呂は間隔をあけずに入り、追い焚きの回数を減らすことも省エネ活動につながります。
省エネ設備のご紹介
大気熱をつかってお湯をつくる方法もありますよ。
「エコキュート」は大気の熱と電気を併用してお湯をつくります。主に夜間電力を使用して効率よくお湯を沸かし、沸いたお湯は貯めておくことができるので、電力消費量を抑えることもできます。
また、「創畜連携システム」なら、昼間は太陽光で電気をまかない、夜間は蓄電池にためた電気を使用し効率よく電気を活用するため、電気の購入量が減り、節約もできちゃうんです。
いかがでしたか?今月の暮らしの広場はトレンドキーワードの「スマートムーブ」をテーマに、私たちができる省エネ活動をご紹介しました。
興味をお持ちの方は、当ショップまでお気軽にお声掛けください。