火を使わないのに火事! IHでも気を付けて!
IHは火を使わないので安心、と思われがちですが、実は毎年火災が起きているのをご存じですか?
東京都の生活文化スポーツ局の報道資料によりますとその件数は
平成30年…19件
令和元年…21件
令和2年…23件
令和3年…36件
となっています。
ガスコンロと違い着衣着火などの危険は少ないかもしれませんが、
IHでも毎年かなり多くの火災が起きているのにびっくりします。
揚げ物をしている時の火災が多く、原因は汚れ防止シートの使用やなべ底が平らでなかったために温度センサー働かなかったこと。
また、油の量が少なかったために急劇な温度上昇が起こり発火したなどがあります。
使用上の注意を確認し、正しく使っていれば防げる火事です。
ガスコンロでも揚げ物の温度設定ができるのでついつい目を離してしまうことがありますが
IH、ガスにかかわらず、調理中はその場を離れないことが大切です。
また、調理中調理後は天板が熱くなっているのでやけどにも注意してくださいね。
揚げ物をする時は「揚げ物」メニューにするのをお忘れなく!!
以下はカタログやメーカーのHPからの抜粋です。ご参考までに…。
「火災のおそれがあるため、200g未満、深さ1㎝未満の油量では調理しないでください。」
反りがあるもの、脚があるもの、底の丸いものは使えません。
(汚れ防止シート)は安全面から、使わないでください。
ご使用の商品によっても違いがあるかと思います。
ご使用になられている商品の取り扱い説明書でご確認くださいませ。